いつからか空を眺めることが好きになった。どうしてかなと考えると、やっぱりでてきた答えは遠くにいるあなたみたい。地面をたどると、そこには建物や壁がゆく路を阻むけど、空は何も邪魔しない。雲はゆうゆうと流れ、星も月も照らしてくれる。ほら今見えてるあの星は、あなたのいる場所からも同じように今見えてるあの月も、あなたのいる場所から同じように、私にも見えるから。そう、空は繋がってるんだ。だからこうして今日も見上げる。あなたに会えるような気がするよ。
[前頁] [iriaの部屋] [次頁]