詩人:トシ | [投票][得票][編集] |
久しぶりに夜空を眺めた。
何となく外の空気を吸いたくなって、友達と散歩に出かけたら、
小さな公園を発見した。
寝転んでみた。
そこに晴れ渡った夜空はなく、もやもやした雲が一面を覆い尽くしていた。
大きな夜空、明るいようで暗く、近いようで遠い…。
大きな夜空は私を優しく包み込んでくれるのか、それとも、押し潰そうとしているのか…。
妙な気分だった。
星を見つけた。
一つ、二つ、三つ、四つ・・・
吸い込まれるように眺めていると、星は消えていく。
そして余所見をすると、また現れる。
不思議なものだ。
何故だろう…私の心に似ている気がした。