精一杯だったかなんてあのときの自分に聞くしかわからないだろ

そうして、お訪ねしたところ

あのときの自分は「あとにならなきゃわからない」といった


あんたらいつまで言い訳続けるのさ

もう、長いこと前から君のことしか考えていないな

ばっかみたい

君が愛してるという
その瞬間に死にたいのお願い

おもいの症候群がさ
ほんとに痛いの

ひとつだったことも幾つもの可能性をもって

たくさんに分離してく

わかれて空に散らばって

追っかけて追っかけてハトを形づくる

ハトは激しく羽ばたく間にハート型になり

二つのハートがからまってできたメビウスの輪


パイ生地をねじったプレッツェルが焼きあがったら

そんなことを考えた

どーしても君がすきだ

真っ白くなった頭を巻き戻して

何十回とシュミレートしたことと照らしあわす

思い出して

…っあぁっ!!

って顔を赤いマフラーで覆って

氷の道をダットダット

手作りと買ったのどっちがいい？

なんてね、
どうして脅迫めいたいいより方しかできないんだろう

作った方、選んで欲しかっただけ

あたしを選んで欲しかった

だってあなた何も云ってくれないから


白い道にわざと足跡つけて

見える距離でダットダット


早く捕まえて抱き締めて欲しい

買った方もあげてもよかったの

これでも度胸はすわった女なんだよ

けれどもいつからか…ダットダット

だれのせいだかダットダット

通りすぎた奇跡すら忘れそうになるカンカク
遠回りしたい日常を

ワタシの中、君の一秒長さがそれを阻んでる

対極した狭間に生きよう
君を待ちながら


もし君が、ワタシが、死んだら？

そんな小説のような会話はしないけども

恋の仕方を忘れてしまうんじゃないかと
おそるおそる君に触れる

君のやさしさに毒されたい…

厚ぼったい曇を振り払う直前に君は微笑む

死ぬまぎわにかける言葉は“死んでからも愛してる”に決めた

そうしたら安心して逝けると思う

熟れすぎたワタシの心中なんてミエミエなのね

ちょっとくやしーけど、




君ならどーってことないよ。

宛てもなくトマトをきざんだ



赤いのがいいの


ジューシーなのがいいの



痛々しい感情、どうかズタズタに紛れますように


気にしないって決めたのに
ほら、もう気にしてる

君と誰かの会話は


ワタシのこと…？って悲しくなったり


ひとりよがりな思い込みで

いつも恥ずかしい思い


ワタシの胸の容量小さくて


君に触れるとたちまち感情の閾値をこえて


いっぱいいっぱいになってあふれだす


絆創膏でおおいきれなかった傷がはみだして

その傷をじっとながめてた


治すのも作るのもきざむのも食べるのも


ぜーんぶ、ワタシ





こんな夜になんでひとりなんだよ


ばかやろう

汚い水を吐きかけてみなよ

どんなんだって真正面から受け入れるのに

ワタシは変わりたくて変われなくて

本能呼び戻しながら化石に還るみたい

だからだれもなにも恐くないのに

アナタの口から聞きたくない言葉聞いてしまった

友達との会話から聞いてしまった


ワタシはここにいるのに…






赤くなったり蒼くなったり、うまく立ち回ります

早く変われ信号機

行かせてくれるならどっちだっていいんだ

アナタは人を変えていく人で

自分を変えたことなんてなくて

ワタシとは同じ軌道を周れないのね

右斜め何光年かを飛行する天体

延長上、

右斜め３０cmをアタシの意識が飛行する

表面の色を少し抜いたのは

あなたとの関係
リセットできる気がしたから

シカトしたわけじゃないの

どうしてそんなに見るの？

ワタシの関心が離れてしまうこと、怖いんでしょ

妬くこと待つこと想うこと

つかれてクタクタになっちゃった
そして、慣れてしまったの

それでも好きの心は失えなかったのよ

悲しくて悲しくて爪をかんだら変な味





最近、アナタの優しい目を見掛けない。

寒いから、こおってしまうのかも。

想いもなおざりに

どうせなら、あなたと笑っている瞬間に氷河期がきますよう…



あぁあ、崩れ落ちそうよ

そう、たったひとりでいるせいだから


無視して欲しいものがちらちら出てきた

絵画の夜空に窓をさがして駆けていた

お腹がすいたから虚しい夢をまたひとつ、食べたの

壊れたと思っていた指先が動きはじめた

ギシギシ…

時々ドクドク…って云いながら

心を探していたんじゃなかったの？

もどってきて、痛むのならいらなかったの…

ときどきトリ使いの夢にしのび込んで
空に描いた絵の題名は

Dear you，Dear you，Dear you…

いつだってどんなときだってタイトルはそれ

言葉を知らなかったわけじゃない

抽象画しか描けないのはあなたがいてくれないから

ちらちら、がぼろぼろ、にかわって
口ごもりながらつぶやく
Dear you，…Dear you…Dear you…






覚めたての夢のなかじゃ you が誰なのかも分からないままよ

不味いコーク高い金で買って

はじめましょー

涙で涙のキューを弾きとばす
明日への前進ビリヤード


帰ってくるときは一番に伝えるから

ダァリン、ダーーリン!!ワタシの大好きな背中を向けて抱きつかせる準備をして

怠廃的な街に現れたシュジンコウがお好みなの

不健康な世界観には生きる力が飛行してる

今日も戯れるのはヤルことしかアタマにない奴らばっかりだけど


お願い、
多くはいらないから
プレゼントしたマグで毎日なにか飲んで

ダメなら灰皿にしてくれたっていんだから…

みんながワタシを笑うのはこんな風だからなんだって!!

Ah〜〜〜!!!

笑った奴に偶然ワタシの拳があたっても敗けはワタシなのよ

唐突にいろんなものを捨てたくなった
“今の自分にとって必要でないと見えた”

それだけの理由でゴミ箱にブチ込める

あのー引き金はどこにありますか？


平然とした顔でナカユビ立てれても
つまらなそうに尻尾を巻くしかないのねきみの前


ダァリン、ダーーリン!!
中距離恋愛って言葉に少しトキめいちゃったじゃないの


ダァリン、ダーーリン!!
ジッポは返さずポッケにいれたままよ


ダァリン、ダーーリン!!
ケッキョクアナタはなにもしてくれない


ダァリン、ダーーリン!!
ワタシはとてもとてもとても悲しいんだ。

短くて小さな世界に描く夢

かえっておかしいかもしれないけど
頭に花を飾るおんなのこの気持ちが

よくわかるの

赤いラインに白い水玉と散りばめたキラキラ

あなたのすきなワタシで頑張りたいけど

むずかしいから

ワタシがすきなワタシで頑張ることにしてる


似合っていないとわかってるものを身に付けるのは

とても勇気のいることで

それでもアタシはなにか伝えたくてこうしてるんだと思った


白い水玉ははがれやすいから
爪をかんじゃうような出来事がありませんように

赤いラインはブレやすくて
何度も失敗しながら道を引いた

そしてそして、

キラキラは思いにのって飛んでいって欲しい

きみに見せるワタシは

どこかにサインをかくしてる

ちぢれたお洒落着をそっと伸ばしてみたりもする


ハァトマァークとかついていたら妙にロコツだった

目立たなくてよかったねひきつれ起こしたハート


ワタシのフトコロにお隠れよ

どっちかずだとしたとしても
きみ寄りがよかった
仲間探し


気持に収集つかなくなるから

またワタシはうそ吹く

よいことも悪いことも忘れてしまったよって


気まぐれにアイラビュ

気まぐれにアイヘイトュー

いずれも耳元で

希望はお互い片想い

すきだということ以外に共通点がないの


それでも枕を叩きながら待っていたり


ノンレムの三層めであおう

夢にならない現実のものにしよう

面影もいらない
香りを覚えてるくらいでいいんだ

きっと

従順さは群を抜くといわれてる

鼻は効くんだけども
野生のカンは萎えてしまっている


ひたすら駆け寄る自分の習性がときどきでもなく
毎回いやんなる

聞き分けがよいと褒められしっぽをふるけど

実際は心の小屋に引き込もってる


ロンリーウルフってのは
著名人の話でしょ？

群れるからこそできた名前なんでしょ？

ひとりは…



やだってば。



主人が留守のひは家のなかで揺り椅子におすわりして
占い雑誌ながめる

占いはすきだけど信じない背徳者具合が専売特許


“身近な人とはなしてみると仲良くなれそう”

そんな助言を実行してみるのも

行動のキッカケになったってことが

十五分にも価値があったんじゃないかと思うから


…えっ？誤字

そんなはずはないよ

犬の歩いたあとには犬の足跡がつくでしょ


それだけの話だよ。



黄色い信号が点滅

ツキだと思ってそれに吠える

それを見てご主人はさみしがっていると思ったのか

頭をなでた


ちがうって…
頭を撫でられんのだってそんなすきなわけじゃない

ちっとも理解力がないくせにあなたは角がまったくないんだ

さながら満月の夜

ツキだと思ってそれに吠える

スキだと思ってそれに吠える


Ah…犬畜生の背中にグッドラック