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こうさぎましろの部屋


[21] from me
詩人:こうさぎましろ [投票][編集]


寒いから、こおってしまうのかも。

想いもなおざりに

どうせなら、あなたと笑っている瞬間に氷河期がきますよう…



あぁあ、崩れ落ちそうよ

そう、たったひとりでいるせいだから


無視して欲しいものがちらちら出てきた

絵画の夜空に窓をさがして駆けていた

お腹がすいたから虚しい夢をまたひとつ、食べたの

壊れたと思っていた指先が動きはじめた

ギシギシ…

時々ドクドク…って云いながら

心を探していたんじゃなかったの?

もどってきて、痛むのならいらなかったの…

ときどきトリ使いの夢にしのび込んで
空に描いた絵の題名は

Dear you,Dear you,Dear you…

いつだってどんなときだってタイトルはそれ

言葉を知らなかったわけじゃない

抽象画しか描けないのはあなたがいてくれないから

ちらちら、がぼろぼろ、にかわって
口ごもりながらつぶやく
Dear you,…Dear you…Dear you…






覚めたての夢のなかじゃ you が誰なのかも分からないままよ

2008/01/18 (Fri)

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