詩人:こうさぎましろ | [投票][得票][編集] |
精一杯だったかなんてあのときの自分に聞くしかわからないだろ
そうして、お訪ねしたところ
あのときの自分は「あとにならなきゃわからない」といった
あんたらいつまで言い訳続けるのさ
もう、長いこと前から君のことしか考えていないな
ばっかみたい
君が愛してるという
その瞬間に死にたいのお願い
おもいの症候群がさ
ほんとに痛いの
ひとつだったことも幾つもの可能性をもって
たくさんに分離してく
わかれて空に散らばって
追っかけて追っかけてハトを形づくる
ハトは激しく羽ばたく間にハート型になり
二つのハートがからまってできたメビウスの輪
パイ生地をねじったプレッツェルが焼きあがったら
そんなことを考えた
どーしても君がすきだ
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