詩人:こうさぎましろ | [投票][編集] |
聞きたいことがきけなかった
会いたい意味が見つけられなかった
真っ黒なよるに
白い文字で浮かび上がる
あたしの想い
真夜中の電話
あくまであたしの話しか聞かないから
あたし黙ったら
沈黙
やさしい沈黙
どうしたのって顔が近づくみたいでドギマギするから
耳よせてあたしの言葉きくあなたのほっぺに
サン、ニ、イチでキスするよ
ときめきのリズムにのって
星が近づく
目がチカチカするからぎゅっと目を閉じた
あと数センチで届かなかった
想いは特別な形にしないと
わからないのはどうして?
きっと側にいないときも
あたしはあなたにとって一人だよって
しるしが欲しいんだと思った
自分からはなかなか勇気がいるのよ
でも負けないから
サン、ニ、イチで踏み込むテリトリー
許すその先にあなたの全てください
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