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こうさぎましろの部屋


[4] おざなりkind
詩人:こうさぎましろ [投票][得票][編集]

君が頼りたくても
頼れない子だって知ってる

理解されない、と小さな胸を痛めた

水面ごしにお互いをみつめてるみたいに



ワタシはいつも君を助けたいと思う一方

人のこころのもんだいは
立ち入っても解決できるものじゃあないと思ってた

お決まりの絵文字は
内側を隠してるからだよね

ほんとは、しってたんだ

おざなりKind

君にくっつけるのはワタシだった




懲りた友人関係で学べたことがあるの

行動起こすことで人の気持ちに近寄ることができるってしった


どーでもいい他人じゃなくて、ワタシは、君に。

とても、たいせつ、な、君に


シールでベタベタにしちゃう手紙の内側も

お互いの領域守ろうとしてる君がいるから


遠慮のいらないひとが君にはいない

親という存在が当たり前でないひとも
このよにはいるよ。

“おざなり”

はやくはずそうね

ごめんね


2007/12/07 (Fri)

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