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こうさぎましろの部屋


[40] 僕のテゾーロ
詩人:こうさぎましろ [投票][得票][編集]



君は電話にでなかった
「うっとおしい」って言葉を待ってた

君に一人が必要だってわかりたかった

ほんとうに寂しいとき
人に寂しいなんて言えないのくらい
わかってるよ

本当は誰かが必要なんじゃないかと

意識を失った画面を見つめて迷う

そりゃ、嫌われるのは悲しいけど

いつからそれが一番じゃないんだ

まだまだ君の境界線をこえること
赦されていないのもわかっているよ

ひたすらに会いたい気持ち
ワタシだけに押し付けてさ

でも仕方ないんだ
いつからそれが一番じゃないんだ


“もうわがままなんて言い疲れたよ”って
言わせたい


救おうだなんて
おこがましいね

君の瞳から見えるものを少しだけ分けて

君が苦しみとして自分に宛てたもの

ワタシ向けて返して


また明日メールするね
嫌いになっていいよ

ワタシは一生君を甘やかす
君はワタシのテゾーロだから。


2008/07/16 (Wed)

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