考えるのは得意じゃない

理屈こねるのも好きじゃない

だから何だかこの気持ちは

正直すぎて笑っちゃうね

想いは凶器だ

伝えれば
場合によっては
相手の心を傷付ける

伝えなければ
場合によっては
自分の心を目茶苦茶に裂く

自分の心に
何かが芽生えた瞬間

それは
凶器が生まれた瞬間

あなたは絶対に
気付いていない

だって僕だって
まだ気付いていないもの

さりげなく
すれ違った瞬間に

感じたのは ふわりと
何かが 始まる予感だけ

僕は知っているのかい？

この恋は
行方知れずだって事を

僕の想いは
まだ 宙を舞い

誰の元へも
還って来ない事を

花は 咲くよ

いつしか 枯れるけど

恋は 実るよ

いつしか 終わるけど

くるくる くるくる

あなたも わたしも

くるくる くるくる

らせんに まわされ

くるくる くるくる

ひげきの きげきを

くるくる くるくる

あなたと ふたりで

あなたと交わした
あの約束。

今となってはもう
遠い思い出。

今でも律義に守ってる。
守る必要は無いけれど、

守り続けている事が、
約束を忘れる事よりも、

今の自分が
ずっと前に進む手段。


そう思っているから。

絡まっていて
動けないなら
切ってしまえばいいさ

それぐらいに
膨れ上がるほどの
しがらみや繋がりは
最初からいらないもの

上に昇るにつれて

高くなるにつれて

手を伸ばして
手をかける事にすら

リスクが伴うなんて
知らなかったよ

落ちる事なんか
気にする
余裕すら無かったから

空回っているなら

ホラ
回るのを自ら止めれば

何も
変わらなくていいじゃない