壁ってのは
見てるだけじゃ
駄目なんだ

叩いても駄目なんだ

よじ登っても駄目なんだ

乗り越えて
その先の道に進まなきゃ

あなたが
僕の名前を
呼んでくれたあの日が

僕の
誕生日みたいな
もんなんだ

青色っていうのは
空の色

どんなに離れてたって
世界を
人と人とを結び付ける
一つの
紡ぎの色なんだよ

本当の
暗闇っていうのは

あなたを
諦めた時の
感情に似ていた

どこで
掛け違ったんだろう

どこかで
掛け違ったんだろう

その時はきっと
まだ過ちに
気付かなかったんだろう


あの日
結べなかった靴紐が

今は
きつく絡んでほどけない

あの闇の狭間に
さらさら輝く月光草

あなたを摘み取っても
私の願いは叶いやしない

降り積もる 雪

溶けてゆく 雪

消える事ない
僕の想いも

この雪の様に
消えてしまえばいいのに

あの天高く
輝く 星は

手が届かないからこそ
あんなに美しいんだろう

未練というのは

もしかしたら

病気の一種なのかもしれない

キミに出会って

藍色の空を見て
哀という感情を知って
逢いたくなって
曖昧な感情だけが
相変わらず
間に注ぐ

そして それは
僕からキミへ
繋ぐ事で
きっと愛に変わるんだ