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夢花火の部屋


[8] 碧の心
詩人:夢花火 [投票][編集]

ある晴れた日、
夏風、
澄んだ空…

キミと手を繋いで

どこまでも続くこの
ありきたりな夏の日を見ていた

僕は泣いていた

キミの隣には
とても釣り合わないと思っていたから

すると キミは

涙を拭いて 言ってくれた

「ダメダメでも、
ボロボロでも、
貴方の代わりは誰もいない」と

もう 涙は出ない
前だけ向いて
歩いてゆける

不安はある
恐れもある
けど
決して逃げやしない

一緒に行こう
あの虹の向こうまで

2006/09/12 (Tue)

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