君島の部屋
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[33] 向こう岸より
出店の金魚みたいに
気まぐれでいいから
その手に持った網で
この心すくいあげてよ
貴方にとっては
ただの結果でも
自分にとっては
紛れない幸せ
此所にいるだけで
視線も言葉もいらない
2006/07/05 (Wed)
[34] 壱岐の風
誰かのために
生まれてきたと思いたいな
それが誰かは
分からない方が
人に優しく
出来そうな気がして
2006/07/05 (Wed)
[35] 大粒の雨
ただとてつもない寂しさが僕を襲う梅雨の夜
同じ想いをしている人が
たくさんいればいいと思うし
たくさんいなければ良いとおもう
眠くもないのに
眠りに落ちる
2006/07/05 (Wed)
[36] realism
存在が全てではなく
総てが存在ではない
今みえる
数々の光に
実在しない
星だってあること
2006/07/06 (Thu)
[37] 奔流
この思いは
まるで濁流のような
嫉妬
醜く荒んだ僕の心
変えようのない暗い過去
長い長いトンネルを抜けてたどりつきたい場所があるよ
2006/07/10 (Mon)
[38] 砂漠
砂漠が美しいのは
君のせいではなく
人のためではない
2006/07/10 (Mon)
[39] real
誰にも見せない僕の本当
誰かに見せたい僕の本当
本当は本当かどうかさえ
本当に本当に分からない
2006/07/10 (Mon)
[40] たまご
甘い玉子焼き
食べると安心する
だし巻きたまごも好き
あっさり目がすきだな
2006/07/10 (Mon)
[41] 風が強く吹く日は
どうしようもなく
風が強く吹く日は
部屋に閉じ籠るのも良いし
思いきって君に
会いに行くのもいい
どうしようもなく
風が強く吹く日は
たぶん心細いから
どうしようもなく
風が強く吹く日は
どうしようもない
自分が嫌になるから
2006/07/11 (Tue)
[42] 夏休み
太陽が眩しくて
目を細めた
其処に
君を見た気がした
一瞬の
胸の痛み
2006/07/11 (Tue)
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