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君島の部屋


[11] まだ暗い阿佐ヶ谷
詩人:君島 [投票][編集]

どうして君の
心の全てが
僕に見えないのだろう

なぜ
君の苦しみが
僕の手の届かない場所に
あるの


こんなに、好きなのに
どれだけ好きか、と
問われて答えに詰った

君に
期待をしている
綺麗じゃない心でも

僕を、
愛してくれたなら
望んでくれたのならば

全て許せる


憎むことは簡単で
君が望むように僕等は

音をたてて壊れていく


2006/04/02 (Sun)

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