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完璧な体が欲しい
完全な心が欲しい
全て完璧でありたい
足りないものはいくつあれど
またひとつ失おうとしいてる僕に
グラスゴーの憂鬱な雨が教えてくれる
何かを犠牲にしてでも守るべきものが
誰にでもあるはずなんだよ
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悲観 憂鬱 悲しい歌 冷徹な声 日々 何もない部屋 そこに置いてきた大切な過去 友達 仮面 優しさ 見栄 境界線 減速 脱線 脱線し続けて得たもの 個性 回帰 停止 発着点に立ち止まったまま 街 コンクリートの冷たさ 退廃的な空気 疲れきった人々 空虚な夜 フロア 死んでる音 機械的な人間によく似合う 記憶のどこか 子宮の中で聞いたやさしい音 体温 スモーク 天使 トリップ 非現実の扉 向こう側へ 分かち合うこと クスリだけの繋がりなんて要らない 落下 世代 産業の食い物にされてきた流行 一歩先へ 創造 不安の中に居続けること 自分を押し殺さないで 放ち続けること 誰の真似でもなく 未熟な本当の自分 有るものと無いもの 完璧など求めない 潜在意識 その最深部 音の洪水 主張すべき難題 命の声 価値観 理想 変わる勇気 変わらない強さ 何かを思うこと 誰かを想うこと 何かを信じ 何かを感じながら 生きるということ その全て その全て
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今夜踊り明かそう
夜の暗闇に日々を隠そう
フロアの空気に全て委ねて
ガラスの様な目をした天使達が導いてくれる
僕等は落ちていく
君も黒を見てきたの?
…今は忘れて
ここからは何も生まれないけど
それでもいいよね
夢見れるだけで充分さ
頭ん中ぶっ壊そう
いっしょに落ちよう
この暗闇の中に
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数多の宗教
数多の神々
殺し合うことが宗教の意図
何もしないことが神の価値
どこまでが信仰なのか
王国の犬とは従事すること
姿形の無い隊長のいる軍隊の兵
禁欲から得られるもの
反復から生まれるもの
祈りは快感へと捧げられ
宗教は金儲けと権力のために存在してしまってる
生命の根源に眠り続ける祖よ
神とは一体何だ?
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領域を越えた感性で
ありのままの声で
僕が表現すべきこと
提示すべき難題
命よ続け
車輪よ回れ
なにもかも無かったことになんかならないために
一方で音楽を音の絵とし
一方で音楽を心の音色とする
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夕焼けに染まった赤茶色の列車
僕は死んだ乗客達が見てる夢を想像しながら窓の外の廃墟を眺めてた
ガラクタの中に葬られた時間
進化した便利さと捨てられたものたち
機械的な人間が忘れかけた何かを探してるように思えた
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意識は更なる刺激を求めて
体は追いつかない
輪の寸前には長い停止線が引かれてる
同じ波長もなく報いの時はしっぽも見せない
適度な不安と適度な前進
平常な軸道をあえて踏み外してみるその優越感と裏返しの孤独
ただ特に突出した部分はない
分子が創り出すゆらぎの最外側
誰を魅せることなく離脱していく
浅く広いそして色彩の弱い人間関係の中を悠々泳ぐ
耳は完全なフィルターとなり聴くもの全てを雑音へと変える
僕になにがあるのか
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小さな窓
少しばかりの憂鬱
時間は止まり続け
妙に明るい電気と
あまり鮮明でない未来
人間の温かさと冷たさ
中々片付かない心
即にそこにあるもの
何かからは何も生まれなくて
この空間が何か意味を持つまで
自分を殺して
恐れることはない
この目で見てきたもの忘れちゃだめだ
たとえその痛みがもう何も産み落とさないとわかっていても