詩人:umi | [投票][得票][編集] |
授業をさぼったさ
屋上で
寝転んで
あいつの歌を聞いていた
18になって
買った車はポンコツ
だけどピカピカに研いて雨の日でも
ご機嫌だった
車の中で寝た事も
幾度もあった
あの子と手を繋いで。
お月様が笑って見てたっけ
たまらん坂を上り切った場所にあの子と住んだ
何も無い部屋で
あいつの歌を聞いた
いつもいつも
俺の中にはあいつの歌があって
あんな時
こんな時
俺の前に道標をひいてくれた
ありがとう
勇気や希望や
生きる力を分けてくれて
「感謝します」
忘れないよ。
「愛し合う」事も、。
忘れないよ。
あんたが生きていた事も。