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umiの部屋


[66] 惰性
詩人:umi [投票][得票][編集]

狂おしい程
好きなあの人とは
手を握った事さえない

奪いたい思いは
まだ心の片隅にあって
隠しているのだけれど

愛していても
愛されても
一緒に居れない2人

障害は何にもないはずなのに
歩み寄れずに時間だけが過ぎる

十分大人の2人のはずなのに
何かに怯え
前に進めず長い日々が過ぎた。

諦めというより
始めなかったお互いが
今更どの道を選ぼうと
もう…
いい頃だと思った。

今日も
あの人の事で胸を焦がしながら
他の男の腕の中で眠る
今日もあの人を愛しながら
他の男に抱かれてる

2009/11/29 (Sun)

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