弾みで出来ても苦悩の果てに捻り出したとしても紛れもなくぼくの分身。だから、もう二度と消したりはしない。誰にも顧みられないとしてもぼくが愛する、未熟な言葉たち。せめて名前くらいつけてあげてください。無題だなんて可哀想すぎる。
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