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秋庭 朔の部屋


[47] 隠恋慕
詩人:秋庭 朔 [投票][編集]


心の鬼に
疚しさ預け
淡く儚い隠恋慕

足跡消して
息を潜めても
見付けられて虜

どちらともなく
言寄せて
通い合った想い

阿吽の呼吸で
澄み切った空が
肺で冴え渡る青


始まりは覚えている
終りは覚束なくても


早く見つけて
切なさが
溢れ落ちる前に

2007/12/29 (Sat)

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