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秋庭 朔の部屋


[88] 同心円
詩人:秋庭 朔 [投票][得票][編集]


たとえば
ぼくが一歩退く。
そして
きみもあなたも
みんなが
同じように
一歩だけ後ろへ下がる。
それは
我慢や忍耐ではなく
心が歩み寄る距離。
本当の自由は
ぼくの中心から
離れるほど
よく見えてくる。




2008/04/23 (Wed)

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