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秋庭 朔の部屋


[93] 5階建てBLD.
詩人:秋庭 朔 [投票][編集]


人間関係は
良くも悪くも
誤解の上に
構築される

階段を
駆け上がって
出合いがしらに衝突
慌てて伸ばした手に
きみの胸が
ムギュとやらかい

偶発的な事故なのに
必然を確信させる
胸のトキメキ

心拍数の上昇は
単なる運動効果に
過ぎないのに
自律神経は
因果関係を誤認する
アドレナリンは
あなどれない



きみが好きだ
なんて言っても
もう信じてくれない
途方に暮れる






2008/05/20 (Tue)

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