詩人:Neko | [投票][編集] |
もういいよ
そんなに気を使わなくて
もういいよ
うわべの優しさは
もういいよ
嘘でかためた言葉達
もういいよ
もう十分さ
もういいよ
もう十分頑張った
もういいよ
もう何もいらないよ
もういいよ
欲しいものも無くなった
もういいよ
幸せなんて
もういいよ
もともと無かったものなんだもの
もういいよ
もういいよ
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必至に生きる野良猫
北風の山で見つけたよ
私も同じ気持ちだよ
愛に見捨てられた子猫達
震えながらも警戒して
私も同じ気持ちだよ
どれだけ泣いたら
涙は枯れますか
どれだけ泣いたら
私を捨てられますか
どれほど泣いたら
愛を捨てられますか
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辛いことばかりだったけど
悲しいことばかりだったけど
それもみんな私の想い出
そのぶん
逝くときは、「楽になれる」って
笑って逝けるのかもしれない
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貴女の瞳が 語りかける
私の瞳が それに応える
貴女の指が 私をさがす
私の指が 貴女をさがす
時を越えて 言葉を越えて
貴女の心が 私を包む
ああ この時
今 この時のために
この時のために 生まれてきた
私です
ああ この時
今 この時のために
この瞬間のために 生まれてきた
私だから
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私は貴女を愛してる
こんなに こんなに愛してる
でも、私が貴女の重荷になるなら
もし、私の愛が負担になるなら
いつでも
よろこんで
消えてあげるよ
貴女の前から
消えてあげるよ
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私は何故 かっこよくないの?
私は何故 かしこくないの?
私は何故 背が低いの?
私は何故 運動下手なの?
私は何故 愛されないの?
私は何故 許されないの?
私は何故 生まれてきたの?
私は何故 生きてなきゃいけないの?
私は何故
私は何故
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今日 捨て猫に餌をあげました
昨日 道に迷った人を案内しました
先週 困っていた友達を助けました
それで 私は生きてる価値がありますか?
それが 生きてるってことですか?
ただ 愛されたいだけなのに
ただ それだけなのに・・・
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私が歩いたあとには
腐った土が 残るだろうか
私が歩いたあとには
小さな花が 咲くだろうか
私が歩いた あしあとは
誰も 見つけはしないけど
私が歩いた あしあとは
つらくて みじめなあしあとは
私が歩いた あしあとは
それでも 小さな想い出たち
小さな 小さな 想い出たちよ
私はここまで 歩いてきたよ
小さな 小さな 想い出たちよ
それでも 私は 歩いてきたよ
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ねぇ 私のこと わかって
ねぇ 私の気持ち
そう 思っちゃいけないんだよ
そう 思うから辛いんだよ
もう だれもわかってくれなくていいよ
もう 誰のことも思わないよ
もう 誰も愛さないよ
もう 何も望まないよ
そんな風に生きたら 楽だろうね
そんな風に生きたくない私だから・・・
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気がついたら
人は人に恋してしまう
気がついたら
いつのまにか 愛してしまって
いつのまにか
ずっとずっと想い続けている
それでも
人には 愛する資格がいるんだろうか
人には 愛される資格がいるんだろうか
私には どちらも許されないのだろうか
夢を追いかけ
夢に敗れた時
人は全ての資格を無くすのかもしれない