餌をあげようとしても

近寄ることも出来ないねこ達

冬を越せるかもわからないねこ達

きっと　人間は敵なんだよね

何の罪も無いもんね

わたしに出来ることといえば

食べてくれるかもわからない餌を置いて

少しでも　ほんの少しでも

幸せになってほしいと

祈ることしかない・・・

いつものように　朝目覚めて

いつものように　仕事にでかけ

いつものように　仕事して

いつものように　家に戻る

いつものように　食事して

いつものように　眠る

何にも　悩まずに

何にも　苦しまず

誰からも　何も言われない

そんな　「あたりまえ」が幸せですか？

そんな　「あたりまえ」を正義と信じて

実は　自分をだましていませんか？

どう生きたって　１００年

正直に生きたって　８０年

苦しくても　やっぱり

悲しみが多くても　やっぱり

私はやっぱり

心に正直に生きてみたい

夢がないと　さみしいね

かなわぬ夢でも　無いよりいいの？

恋は　やっぱりしたいよね

かなわぬ恋でも　無いよりいいの？

夢が夢で終わるように

恋も夢で　終わるんだね

長所は　なんにもない
短所は　きりがない
性格は　いいとこない

私は　ろくでなし
ずっと　ろくでなし
一番　自分がわかってる

こんなに　こんなに

人の気持ちを考えて生きてるのに

それでも　私は　ろくでなし

いい人に　なりたくて

いい人と　思われたくて

いい人を　装ってきたのかもしれない

でも　愛されるのは

いい人でなくても

かっこよくて

背が高くて

お金があって

そんな人ばかりなんだろうか

「いいひと」　って

「かわいそうな人」って意味かもしれない

どんなにお化粧したって

私は　それで美しいなんて想わない

どんなに綺麗な洋服着ても

私の心は　それで動かない

どんなに　丁寧な言葉で話しても

私の心は　何も感じない

ありのままの　貴女が一番美しい

ありのままの　言葉が一番感動する

お化粧は　美しさではないんだよ

お化粧は　自分を隠すもの

お化粧は　貴女の一番美しいものを隠しているよ

どんなに丁寧にメッキをしても

中が錆びていたら　それはすぐに剥げるよ

どんなに頑丈にメッキをしても

年が経てば　それは剥げてくるよ

中身が光っていたら　メッキなんて

しなくていいんだよ

どうして　真っ直ぐになれないの

メッキに頼ろうとするの

錆びていたら　錆びていても

私は　それが自分だと

正直に言いたい

私はみんなから好かれなくていい

私はたくさんの人々に愛されなくていい

私は　貴女にふさわしい人に生まれたかった

私は　貴女だけを守りぬいてみたかった

私は　貴女だけに愛されたかった

「悲しいよ〜」　って投げかけたら

　　暗い暗い闇に　消えていった

「辛いよ〜」　って投げかけたら

　　かき消されて　見えなくなった

「元気だよ」　って嘘を投げたら

「よかったね」　ってとりつくろいに変わった

みんなみんな　吸い込んでしまう

この世界は　ブラックホールのようだ

あの時流した　あなたの涙が
嘘だったんだと　思ってしまうと
あれからずっと　流す私の涙
全部全部　嘘に思えて
もっともっとあふれる涙
もう止められない

あの時くれた　優しい言葉
信じていたかったけど
本当は　わかっていたんだよ
それでも　それでも
信じたい私の心を
私は大切にしてしまったんだ

涙に嘘は無いんだって
嘘の涙なんて流せないんだって
信じたかった
信じたかった