詩人:Neko | [投票][編集] |
心臓が飛び出るほどの 勇気を持って聞くね
私は貴女の重荷になっていませんか?
私は貴女に負担をかけていませんか?
貴女の悩みは私が原因ですか?
もし、そうなら
もし、そうなら
何の遠慮もいりません
何の心配もいりません
私はいつでも その重荷を取り除いてあげます
その原因をなくしてあげられます
貴女が
貴女のことが
本当に好きだから・・・
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雪よ
雪よ
もっと もっと この世を包んでおくれ
この世の 醜いものを
みんな みんな 包んでくれないか
雪よ
雪よ
もっと もっと 冷たく凍らせておくれ
私の心を凍てつかせ
動かぬように 凍らせてくれないか
雪よ
雪よ
貴女が空気を綺麗にするように
私の心の全てのものを
すべて凍らせ 流してくれませんか
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貴女がくれた 小さな言葉
「わたしなら いいんです」
貴女がくれた 小さな仕草
そんな小さな 一つひとつ
自分でも気づかないうちに
私の心につきささり
いつしか心が砕け散っていたんだよ
砕けた破片の ひとつひとつが
貴女の幸せを祈り
貴女のために出来る事を探している
消えそうで消えない破片達
今でも貴女を探しつづけている
もう何もないのに・・・
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あの時流した あなたの涙が
嘘だったんだと 思ってしまうと
あれからずっと 流す私の涙
全部全部 嘘に思えて
もっともっとあふれる涙
もう止められない
あの時くれた 優しい言葉
信じていたかったけど
本当は わかっていたんだよ
それでも それでも
信じたい私の心を
私は大切にしてしまったんだ
涙に嘘は無いんだって
嘘の涙なんて流せないんだって
信じたかった
信じたかった
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「悲しいよ〜」 って投げかけたら
暗い暗い闇に 消えていった
「辛いよ〜」 って投げかけたら
かき消されて 見えなくなった
「元気だよ」 って嘘を投げたら
「よかったね」 ってとりつくろいに変わった
みんなみんな 吸い込んでしまう
この世界は ブラックホールのようだ
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私はみんなから好かれなくていい
私はたくさんの人々に愛されなくていい
私は 貴女にふさわしい人に生まれたかった
私は 貴女だけを守りぬいてみたかった
私は 貴女だけに愛されたかった
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どんなに丁寧にメッキをしても
中が錆びていたら それはすぐに剥げるよ
どんなに頑丈にメッキをしても
年が経てば それは剥げてくるよ
中身が光っていたら メッキなんて
しなくていいんだよ
どうして 真っ直ぐになれないの
メッキに頼ろうとするの
錆びていたら 錆びていても
私は それが自分だと
正直に言いたい
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どんなにお化粧したって
私は それで美しいなんて想わない
どんなに綺麗な洋服着ても
私の心は それで動かない
どんなに 丁寧な言葉で話しても
私の心は 何も感じない
ありのままの 貴女が一番美しい
ありのままの 言葉が一番感動する
お化粧は 美しさではないんだよ
お化粧は 自分を隠すもの
お化粧は 貴女の一番美しいものを隠しているよ
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いい人に なりたくて
いい人と 思われたくて
いい人を 装ってきたのかもしれない
でも 愛されるのは
いい人でなくても
かっこよくて
背が高くて
お金があって
そんな人ばかりなんだろうか
「いいひと」 って
「かわいそうな人」って意味かもしれない
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長所は なんにもない
短所は きりがない
性格は いいとこない
私は ろくでなし
ずっと ろくでなし
一番 自分がわかってる
こんなに こんなに
人の気持ちを考えて生きてるのに
それでも 私は ろくでなし