戦争になったら
　　人を殺してもいいの？
たくさん殺した人は
　　英雄になるの？

人に罪悪感なんて
　　あるんだろうか
正直に生きようとすれば
　　罪悪になるのかもしれない

作り笑いと愛想笑い
　　それが正義というならば

いっそ私は悪人でいいよ

雨は涙を流してくれる

雨は悲しみを流す川かもしれない

雪は夢を観させてくれる

雪は汚れたものを隠してくれる

雪のように真っ白になれたらいいのに

こんなに汚いわたしだから

作り笑い

お世辞

善人面

嘘つき

ああ　皆私だ！

気がついたら
　
　人は人に恋してしまう

気がついたら

　いつのまにか　愛してしまって

いつのまにか
　ずっとずっと想い続けている

それでも

人には　愛する資格がいるんだろうか
人には　愛される資格がいるんだろうか

私には　どちらも許されないのだろうか

夢を追いかけ
夢に敗れた時

人は全ての資格を無くすのかもしれない

ねぇ　私のこと　わかって
ねぇ　私の気持ち

そう　思っちゃいけないんだよ
そう　思うから辛いんだよ

もう　だれもわかってくれなくていいよ
もう　誰のことも思わないよ

もう　誰も愛さないよ
もう　何も望まないよ

そんな風に生きたら　楽だろうね
そんな風に生きたくない私だから・・・

私が歩いたあとには

　　腐った土が　残るだろうか

私が歩いたあとには

　　小さな花が　咲くだろうか

私が歩いた　あしあとは

　　誰も　見つけはしないけど

私が歩いた　あしあとは

　　つらくて　みじめなあしあとは

私が歩いた　あしあとは

　　それでも　小さな想い出たち

小さな　小さな　想い出たちよ

私はここまで　歩いてきたよ

小さな　小さな　想い出たちよ

それでも　私は　歩いてきたよ

今日　捨て猫に餌をあげました

昨日　道に迷った人を案内しました

先週　困っていた友達を助けました

それで　私は生きてる価値がありますか？

それが　生きてるってことですか？

ただ　愛されたいだけなのに

ただ　それだけなのに・・・

私は何故　かっこよくないの？

私は何故　かしこくないの？

私は何故　背が低いの？

私は何故　運動下手なの？

私は何故　愛されないの？

私は何故　許されないの？

私は何故　生まれてきたの？

私は何故　生きてなきゃいけないの？

私は何故

私は何故

私は貴女を愛してる
こんなに　こんなに愛してる

でも、私が貴女の重荷になるなら

もし、私の愛が負担になるなら

いつでも

よろこんで

消えてあげるよ

貴女の前から

消えてあげるよ

貴女の瞳が　語りかける
私の瞳が　それに応える

貴女の指が　私をさがす
私の指が　貴女をさがす

時を越えて　言葉を越えて
貴女の心が　私を包む


ああ　この時
今　この時のために
この時のために　生まれてきた
私です

ああ　この時
今　この時のために
この瞬間のために　生まれてきた
私だから