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椿 みなと(元 華々)の部屋


[307] こんな夜と時計の音
詩人:椿 みなと(元 華々) [投票][得票][編集]




カチカチカチ…
時を刻む音が
時限爆弾に聞こえるときと
音楽のように聞こえるときとがある

今日は前者だ

眠れなくて時間ばかりが気になって
後、何時間しか寝れない…とか
考えてる内に朝になってしまう
今夜は、そんなとこだろう

こんな夜に読める
活字だらけの難しい本を
買っておけばよかった…

こんな夜に思い出せる
好きな人を見つけておくんだった…

なんてことを考えながら
午前3時の時を刻む時計をよそに
窓から夜空を見上げた

今、この空を
私と同じように
眠れなくて見上げている人は
どのくらいいるのだろう

こんな夜は
人を詩人にさせる

面白いものだ
刻(とき)の流れと眠れぬ夜というものは…

こんな夜も案外、悪くないものだ

そう思ったと同時に

カチカチカチ…
時を刻む時計をの音が
音楽のように確かに変わった






2014/09/16 (Tue)

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