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椿 みなと(元 華々)の部屋


[330] サマー summer 様
詩人:椿 みなと(元 華々) [投票][得票][編集]




太陽の熱に照らされて
揺れるアスファルトの上
猫は涼しげな顔して歩いている
僕のサンダルは熱に負けて
変な音を立てているというのに


熱を運んでくる南風に揺れる風鈴の下
水を張った盥で涼を取りながら
スイカを頬張るあの子
僕はアイスの食べ過ぎで
お腹はぎゅるぎゅる
下しているというのに


遠くの海岸からは
はしゃぐ子供たちの声
僕は課題が沢山で
鉛筆で頭をポリポリ
脳ミソは爆発しそうだというのに

だけど
やっぱり夏っていいね

夏ってだけで
わくわくする

恋なんかも
始まっちゃったりしてさ

僕もこうしちゃいられない
課題片して正露丸飲んで
もっと上等なサンダル買って
夏へ繰り出そう

今夜開催の花火大会へ
風鈴の下
スイカを頬張るあの子を誘って…─。



2016/07/25 (Mon)

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