ホーム > 詩人の部屋 > 椿 みなと(元 華々)の部屋 > 未題

椿 みなと(元 華々)の部屋


[345] 未題
詩人:椿 みなと(元 華々) [投票][得票][編集]



なんの音もしない夜


耳をすませば
この夜を過ごす
人たちの本音(こえ)が
聞こえてくるのではないか
と、錯覚を覚える程だ


いや、
音や姿、形になっていないだけで
さまざまな本音(こえ)が
溶けているのだろう


そう
あの空に浮かぶ
月や星に思いを馳せ
彷徨いながら溶けているのだろう








なんの音もしない夜








わたしの本音(こえ)も
一緒に溶かして欲しい





そして
この夜を過ごす
あらゆるものの本音(こえ)を
月や星に零しながら

やさしい寝息をたてて眠りたい





2019/03/23 (Sat)

前頁] [椿 みなと(元 華々)の部屋] [次頁]

- 詩人の部屋 -