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椿 みなと(元 華々)の部屋


[54] 言葉と私
詩人:椿 みなと(元 華々) [投票][得票][編集]



言葉をかみ砕き味わう
その楽しさを知って数十年

思うのは、
この感覚と出会う事が出来て
本当に良かったという事だ

最近では言葉の味も
当初の頃と比べると
随分と変わってきた
私も歳をとった
と、いう事だろうか

味だけではない
形、感触、音
これらのものも
違ってきていると
確かな実感がある

実に面白く
また興味をそそって
やまないものである

私はまだ言葉を
使いこなせてはいない
これからも使いこなせる日が
訪れる事はないだろう
私が土に還る日が来ても
私が土に還ったあとも…

しかしそれでいいのだ
だからこそ魅力的で
益々、虜にさしてくれるからだ

言葉は美しいものである
だが時として実に残酷なものに
形を変えてしまう時がある

しかしそれは言葉も
私たちと同じように
命を宿し呼吸をし生きている
という証拠なのだ

己がそういった残酷なものに
形を変えないようにする
少しの心がけを持つという事
それが大事なのではないかと
私は思っている

また、そうであれるように
私も努めるようにしている

今日はどれほどの言葉を
私は使い私に使って貰えるのか
予想もつかない事ではあるが
その言葉たちに出会うのが
楽しみで仕方ないという事
それだけは変えようのない
確かな事実である

2009/08/31 (Mon)

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