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椿 みなと(元 華々)の部屋


[88] 秋の風になって
詩人:椿 みなと(元 華々) [投票][得票][編集]



秋の風に
心をたゆたわせて

やわらかい
日差しが
気持ちいい木陰で
読書するもよし

ほんのりと
ほのかに香る
抹茶と団子を
いただくもよし

ふんわりと
揺れている
ススキの
綿毛の海を
およぐもよし

秋が魅せる
色彩やかな
色どりいろはを
ありのまま
肌で感じて
心を空まで
弾ませよう

どこか
人恋しくさせる
秋の風に心まかせ
私たちの心のよに
赤や黄色に
化粧をしていく
山々や木々たちに
恋をするのもまた
秋らしくていい

秋はまだ
始まったばかり

耳を済まし
秋風の歌を聴こう

肌を透かして
秋風たちが
運んでくる
爽やかさの中に
身を置けば
わたしたちも
風になれる

どこまでも
吹きゆいて行く
風になって
旅をしましょう

秋の風に
心をたゆたわせて…――



2009/10/02 (Fri)

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