詩人:リコ | [投票][編集] |
美しい世界に住む
優しい天使みたいに
そこに面白いを見つけようとしても
当然過ぎて
手すら叩けない
お腹の中の様な音楽を
私に下さい
生きた血と肉の匂いがする
これは何だろう?
避けていた君に
立ち向かおうとしたら
逃げ出すものだから
何だっけ?
さようならの合図は
君が決めて
僕は
こんにちはの合図を
飛び下りた
糸人形の様に
ミスティックでは
ないけれど
僕はうらぶれた
ただの人間だから
まずは
骨になって
灰になって
1、2、3
見えた?
覚えておいて
詩人:リコ | [投票][編集] |
何かになった君を見るより
何かに突き動かされる君を見ていたい
多過ぎる材料に
見え隠れする自己
呆然と立ちすくみ
繰り返される
相対
くろとしろ
物々に
基盤すら揺るがされ
崩される
社会からふわふわと
浮く
君の命僕の命
どんなにてっぺんから飛んだって
見えやしない
だからと言って
死んだ様な
そんな目をしないで
進まない着庄
震える指先
産まれなくても
埋れないで
1から終わりまで
全ては繋がっている
そんなのわかっているというんだろう
飛ばなくていいんだ
約束なんてないんだ
無事なんてないんだ
鎖なんてないんだ
「馬鹿みたい」と
笑っておくれ
さあ
ゆっくりしていけばいい
コーヒーと紅茶
どっちがいい?