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アローの部屋


[17] 独白
詩人:アロー [投票][編集]

それは見るほどに滑稽な姿だったのです
僕は笑わずにはいられなかったもので声をあげて笑ったものです

もちろん周りも皆が声をあげて笑っておりました

ええそうですとも

笑ったのは私ひとりではなかったものですから

私は少したりとも悪いなどとは思いませんでした

だから今も悪いとは思っておりません

なぜ私が責められなければならないのでしょうか

あなたに何の権利があるというのでしょうか

どうか私のした事をあれこれ問い質すのはやめてください

あなたが思う事を私に押し付けるのはやめてください

あなたが思う事はあなただけでやってゆけばいいではないですか

私は皆と同じならそれでかまいません

皆が私と同じならそれでかまわないのですから…

2005/11/21 (Mon)

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