七つ色した祝福が貴方の真上に訪れし確かなりし愛が其処に在りし事を告げ今はもう開く事のなきその瞼に触れて穢れなき涙が人々の頬をつたい落つる偉大なき尊大なき尊称なき名すらなきその慟哭の静けき調べやがては重奏の鎮魂歌ただ心は虚空に還りて夜明ける事は不変なり七つ色した祝福が貴方の真上に訪れし幼きは産声をあげ母なる胸に抱かれし父なる腕に抱かれし愛が其処に在りし確かなりし愛が其処に在りし日の空よ
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