詩人:ミツヒデ | [投票][編集] |
何も無いと言い張る心の内は沢山の淀みがあるんだ
興味がないと言い張る心の内は劣等感で溢れているんだ
それは矛盾しているようで正当化された社会
曖昧な態度のようで純粋な容疑者
偽善達はそれを裏心と言うがしかしこれは卓越した心の一部
そう僕たちは皆裏の世界の住人
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ありがとう
ただそれだけですべてが伝わる気がした
シワくちゃだった手はたくさんの花に囲まれて
美しかった…
悔しかった…
情けなかった…
ただその場限りの感情に流されている自分が…
それでも泣きたかった…心の底から泣きたかった…
でもわかってしまったからどんなに冷酷な人間かを…
だから許されなかった…ただじっと我慢してた…
だけどなんでかなぁ…一緒にいた時を描いてしまう…
少ない時間のたくさんの喜びを…
ごめんね
ありがとう
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どんなに消えたいと願っても
君は僕を知らないとおもう だって僕は僕からあなたへの好きだから
伝えることで始まる恋愛いつだってみんなそうしてる
手紙にそっと想いを綴るように 何度も表現してみせた
それでもあなたは話し続ける
繰り返しの中に何か見いだせることがあるなら
いつまでも 何度でも疲れることはないよ
どんなに場所を求めてもそこから消してはくれないあなたへ この気持ちがちゃんと届くように 今度からは何も書かない手紙を届けます
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どんなに愛し合っていても君は君でしかない
僕らはただ他人じゃないという境界線に立っているだけ
その線を越えることは決してない
だってそれを越えてしまったらそれはもう人間ではないから
それでも僕らは一つになりたいと手を合わせる
そして決して叶わぬ夢を見る…
離れないでずっと傍に
何度も繰り返す言葉
叶うことのない絶望から来る言葉
それでも君なしでは生きていけない…
繋ぎ止める愛の言葉
どんなに離れていても交えるもの
独りでは生きられないと叫ぶから…
孤独にはなりたくないと嘆くから
僕らは言葉を紡ぎ
寄り添い合う
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君の中のこれは辛いと言えるのかい?
僕の中のそれはただ残酷なだけ…
臆する時も恋する時も答えは同じ…ただ逃避するだけ
花びらのように舞散るは白色の目…
どれだけ逃げたって覆いかぶさるのが関の山…
君は知ってるかい憎しみが生む現実を…
それは偽りの仮面…
ただひたすら無力なもの…
そこに漲(みなぎ)るものがあるなら…
ただ笑い飛ばすだけさ…
真実を知りたければ覗いてごらん…開いてごらん…
その心で…
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哀しみの果て 孤島の地
晴天の果て 天空の地
それは他のものではないかのように ゆっくりと交じり合う
君と見た空も こんな風に偽る壁はなかった…
あのころの君は 頑固でいじっぱりで それゆえ少しでも強く握れば 壊れかけた時計細工のように 小刻みに震えてしまう 繊細な心の持ち主だった…
一緒に笑った!一緒に叫んだ!一緒に手を繋いだ!一緒に転んだ!一緒に泣いた…一緒に抱いた…一緒に祈った…
一緒に行った……あの公園は今も時を刻むのを忘れてしまってる…
あんなに勇ましかった君はどこへ行ってしまったの…?
動くことすら忘れ 臆病になって…
無知な僕でさえわかっていた…もう駄目なんだって…
ならどうすればいい!?
君なら自分に何をした…?
あの時握りしめた手の温もりは冷めずに 僕の左手の中に今だにうずいているんだよ…忘れられるわけないじゃないか…
僕も一緒に行く!そんな言葉に君はなんて答える…?
会いたい…会って君の笑顔が見たい…!ただそれだけなのに…どうして叶わないの…?どうして届かないの…?
とめどもなく溢れ出てくる涙は 大粒で 僕だけを照らしだした太陽さえ それをすべて蒸発させることすらできなかった…
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いつも君と歩く道は 光が照らす場所さえも
暗く見えた だからその手を…
愛とか好きだとか言葉でくくるのに なんの意味がある?
ただひたすら 無力なだけ…
そんなの解っていた…
君を失うことに恐れ 情の声が枯れる…
こんなにも君を想っているのに…距離だけが 時と比例していく
わかっていた 自分の中でこんなにも君が いることを
わかっていた 望んでいた 君が嫉妬する 横顔を
わかっていた どうしようもなく 君を忘れられない 自分がいることを
だから…だから…
もう一度だけ 君の瞳の中のぼくを見せて…
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鳥たちがこの地に降りたのは 去年の春ですか
なにをしに来たのかわからず なにを見出だせばいいのかもわからず
なにも伝えることができなくて なにも感じることがなくて
鳥たちはただ肩に乗る…
伝えたくて…伝えるものがなくて
翼を広げることが僕に出来ること
それに気付くことができたから だからどこえも行かないで
僕をずっと見ていてくれませんか?
鳴も無き鳥たちが空を飛ぶ 君に伝えることができたから
苦し紛れに言えたこの想いが君に 届いたから…
鳴も無き鳥たちが空を飛ぶ 僕に会えることができたから
思い出詰まった心の揺り籠を 世界中に届けるために…
さよなら…
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夜の駅のホーム無数の悲しみが降りてきた まるで君が流す涙の様に
その悲しみは僕の心を満たす様に染み込んでいた
嫌なことがあればいつだって逃れられてきた そうかぎりない道に突如穴を空けた様に
でも今回はなにか違っていた 振り切れない思いが頭を駆け巡る
どうして顔を見せてくれないの…?
ほら別れの時がきた
間を遮るもの
窓の外
君の瞳に捕われて 本当の愛を見つけた気がした
抑えていた感情に支配され 無心で君を追いかけた
でも近づくことができない…
今君に触れることが出来たなら 愛の重ささえも抱き締めていただろう…
「愛があればなにもいらない…君の愛さえあれば…」
やっぱり君を愛しているんだ…
どうか無力な僕のために手を振ってくれないか…