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てんの部屋


[1] モーター
詩人:てん [投票][編集]




電源を切った

止まるモーター音

虚ろな瞳の底深く

光を失う回路

だらりと落ちた右手

シリコンの肌はいつまでも

生きてるようにやわらかく

きっとあまり意味はない

僕が死のうと

君が止まろうと




電源を切った

止まるモーター音

きっとあまり意味はない

僕が死のうと

君が止まろうと



2006/10/06 (Fri)

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