詩人:ひめ | [投票][編集] |
君の愛が欲しい為に
沢山のストーリーを考えて
云えば簡単、と知りつつも
私は臆病
動けない
とうに君の恋は冷め私を見なくなってしまった
私もこの恋を伏せて
目を覆う
未だ中に眠る衝動が
冷えきってしまうのを待つことにした
この恋は捨ててしまった
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なにか満ち足りてない
あなたはそう思っていませんか?
私もそうだから
でも
それは幸せなコトかもしれないよ
満足したらそこで終わりだけど
まだ。と想えばもっと伸びていける人間だというコトだから
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人は孤独を選ぶ生き物
あなただってきっとそうだ
この鼓動が途絶えたら
何と思うだろうか
全てを受け入れてくれる場所があっても
人は孤独を選ぶのだ
そして過ちに気付いた時は遅い
私はいつだって側にいるのに
あなたはいつだって孤独を選ぶのだ
傷だらけで生きるのを辞めようとはしない
傷を治そうともしない
常に寂しさと戦う
愛しい人が出来れば尚更だ
守ろうと
その笑顔も手も涙も
愛しいもの全てを
守るために
人は孤独を選ぶのだ
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科学の発展と共に
科学の力では証明できないことがたくさんある事に人は気付いた
例えば
愛する気持ち
憎い気持ち
優しい気持ち
数字では表せない
美しさ
不思議な生命(いのち)
なぜ気持ちがあるの?
死ぬとドコに行くの?
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広い部屋ひとり
奏でる音ピアノの旋律
差し出された指の先
落胆の日々彩る
流れるプレリュード
さよなら
夕日が墜ちる期待と裏腹に
昇る月は赤く燃えて
日はビルの隙間に隠れた
黒に刺す唯一の光が
君のその顔だと知って
流れるプレリュード
さよなら
開け放たれた窓に映すフィルム
赤い月が歪んだのは
息を吸うのが苦しくなったからさ
この曲を弾き終えたら
言うよ
さよなら
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蘇りそして消えていく
微かな記憶たどる
いつか見た
サビレたオレンジ色の空気
赤さを増す太陽
土ボコリを含む生暖かい風
匂い
音
感情
いつも見た風景
流れる時間全て
目を閉じ眠ればまた消えていく
そこへ行きたい
待って
置いてきた記憶
鮮明で不確かな記憶
たどってもたどっても
追いつけない
サビた空気に触れたい
そっちに行きたい
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自分から別れを告げた
そして不幸を祈った
私じゃなきゃ駄目なんだ、と言わせたかった
だけど時間は容赦無く自分を責める
私じゃなくても良かった、と思いしらせる
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今日もまた活字の並ぶ携帯の画面
メル友は絶えず受信ボックスに入り込む
恋の駆け引きもデジタル化された
本当に来てほしいメールは来ない
幻に踊らされている訳じゃない
顔も知らない相手じゃなくて
いつも傍に居るあなたのメールが欲しい
詩人:ひめ | [投票][編集] |
とびきり可愛い女の子になりたい
エステに行って
ネイルも綺麗にして
メィクの試供品をたくさん貰って
雑誌をコンビニで2冊も買って
フワAのペン片手に手帳広げて
ピンク色の枕に顔を埋めて
愛する人の夢を見る
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「恋愛なんて所詮、意地と見栄で終わっちゃうし。もうたくさんだ!!!」
なんて言ってたら
あたしの身体を温めてくれるのは
電気毛布だけになっちゃった!!!
布団の端を丸めて抱いたら
余計虚しくなった
日頃のストレス溜まりっぱなし
メイクも落とさずソファーで寝たら
まつ毛とマスカラのヒドイ情景
「こんな女は嫌だよな…」
鏡越し自分に呟いてため息したら
一緒に寂しさ溢れて
独りで暇で
くるまってカーテン破壊しちゃった
デートの約束も無いのに
37000円もするワンピース買っちゃったり
辛いの分かってヒール高い靴履いたり
髪型に凝って肩もコって
こんな事を繰り返すあたしを
どうか笑い飛ばしてください
全ては人のぬくもりで眠るためなんです