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ひめの部屋


[13] コーヒーと夢
詩人:ひめ [投票][編集]

温かいコーヒーに
角砂糖がひとつ

夜が更けて
風が冷たく鳴いた

頬を切る黒い陰
猫が追いかける先

どちら様?


私の背中を照らす月が
雲に隠れる

隣の部屋から
夢を誘う甘いミルクの香りが漂う

また冷たい風が鳴る

猫が踊る廊下の先
黒い陰の正体は

夢の支配者


熱いコーヒーに
角砂糖ふたつ

甘いミルクと夜の夢

2005/03/06 (Sun)

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