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ひめの部屋


[24] 雨雲ようちえん
詩人:ひめ [投票][編集]

雨に誘われやって来た公園には
声を無くしたブランコ

カタツムリの足跡とアジサイから流れる涙には
ネイルの剥げたすべりだい

湿った風がまとわりついて窒息してしまう

あなたいつもスコップを貸してくれないの
砂のお城が出来そうなのに

わたしいつも独り占めにされるの
そろそろママが迎えに来るのに


雨が晴れてた2人きりの公園には
水たまりに沈んだ虹

蝉が五月蝿くなった頃には
木から落っこちる汗

泥が足にまとわりついて失速してしまう

あなたいつも鬼しかやらせてくれないの
捕まえるのが難しいと知ってて

わたしいつも楽しいふりをするの
あなたの優越感が見たいから

2005/07/11 (Mon)

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