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ひめの部屋


[8] 蝋燭
詩人:ひめ [投票][編集]

一つの生命を
ロウソクとして例える

燃え尽きるまで
灯がともるのも良い

人生を謳歌していて
とても素敵


私のロウソクの灯が
例えば
人の意思によって
吹き消されても


あなたに
「安らぎました」と
満足して頂けるなら


私は半分で消えても
悔いはありません


あなたのロウソクの灯
消えかかって居るなら

兎に角
今の最大の炎を
私に見せて下さい

せっかくのロウソクを
無駄にしないで下さい


職人が愛を込めて
あなたのロウソクを
作ったのだから



闘病中のお友だちへ

まりより

2005/01/19 (Wed)

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