詩人:祈 | [投票][得票][編集] |
いままでの暮らしが
一変したあの日から
毎日のように
泣いて
疲れて
そんな日々を送る自分が
だんだん嫌いになって
もう 周りを見ることすらできなくなっていた―…
母も
そんな自分を
心配してくれてた…
強く生きなさい‥。
らしく生きなさい‥。
自分でも分かっていたこと
元の自分に戻りたい‥と
それでも戻れない自分に
母は強く願った‥。
そんな母は
明るくてたまに
泣き虫だけど
いまでも
一番心配してくれてる
いつの日か‥
明るく元気なわたしを見たい‥
その思いが届いたあの日
まだ殻に閉じこもっていたわたしに
最高の
プレゼントが届いた
何にも知らないはずの
プレゼント‥。
それは‥
『あなた』でした‥。
何にも知らないはずの
母からの
プレゼントでした―‥。