詩人:旅香 | [投票][編集] |
今日の夜はしっとり。
昨日の夜は寝付けなかった。
静けさの中に、心のもやもやと安定が共存する。
明日のことを考えてわくわくする。
夜にしかできないことをする。
絶妙な集中力が生まれる。
夜を愛する。
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あなたにとって大切なものは、何ですか。
お金ですか。
時間ですか。
愛ですか。
私にとって大切なものは、自分なのです。
恥ずかしいけれど、自分なのです。
自分を大切にしなければ、何も大切にできないと考えるからです。
大切だから、真剣に向き合うのです。
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私はこうしたい。
私はそう生きる。
私は人を愛する。
私はどうしようもなくなって、
私は確信する。
人間が作った言葉が、人間から離れて、
一人歩きをはじめる。
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さわあ
樹の葉が、隣りの葉に触る。
柔らかな風に乗って。
ひゅるう
勢いのある風に、空の鳥も逆らえず、圧力を掛けられている。
それでも、思う方向へ進もうとしている。
耳を大きくしたら、
風の音が、声になった気がした。
さあ、あなたの思いを教えてごらんって。
さあ、あなたも。
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何だか気付いてくるかな。
こっち向いて、
見てよ、私の唇を。
分かるでしょ。
あなたなら分かってくれると思って。
ちょっといつもより、私の唇光っていないかな。
グロスをいっぱい塗ったよ。
ただ、
今日あなたと会って
キスしてもらうために。
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あなたを失いそうになって、
大粒の涙の洪水がやってきたんだ。
逃げようとして、もがけばもがくほど、
その勢いは満すばかりで。
どうしようもなかったから、大粒の涙でできた池に、
ぷっかりと浮かんでいることにした。
どのくらいの間浮かんでいただろうか。
大粒の涙は、蒸発して、
それと共に、私の気持ちも嘘のように落ち着いた。
大粒の涙が私にくれた、考えるための時間。
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携帯に付いた指紋を、
無心で拭き取った。
大切な時にとられる指紋と、すぐに消されてしまう指紋。
みんな違う模様をしてる。
その模様は、その人を象徴している。
自分独自の指紋。
自分の分身。
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胸の奥深くで、感じる。
彼方への慈しみ。
地球はまるい。
日本は小さい。
私の心は、地球尖っていて、日本よりでっかいぞ。
だから、彼方へ一瞬で飛んでいく。
彼方と通じ合う。