結論は、

ごめん。

それで終わりだった。

もう、自分の力ではどうしようもなかった。

だから、言った。

うん。

そうしか、言えなかった。

辛かったけど、それで良かったんだよ。
そうするしかなかったんだよ。

結論は…

今日は見えるだろうと

いつもより少し早起きして

秘密の浜辺へやってきた。

空はほんのり明るみが射してきたのに、
いつまで経っても見えない朝日。

振られた気分で、
浜辺をあとにした。

おもむくままに

歩いた

おもしろい音楽に出会った。

お財布と相談して、
無理なのに

無理やり買った。

もう二度と出会えないような気がしたから。

心が温かくなるのを感じた。

そのボーカルに。

帰る電車の中

あきらかにホッとしている自分がいた。
ここに住んでから、たった2ヶ月しか経っていないのに

不思議だねえ。

私はこうしていろんな土地に、

私の都を作って行くのだろう。

今やっていることは
夢につながると信じて、

生きてきた。

でも、なかなかつなからなくて

夢が逃げていく。

空虚な気持ち。

ああ、なぜ私って生きてるんだろうって。

何を信じて生きようか。

それは芸術にある。
入り込めば入り込んだ分だけ、

その深さを知る。

選ばれた者だけが、
芸術に身を委ねる。

好きな人がいないのは

人生初めて。

いつも恋愛オンリーになる自分が嫌で

そこから抜け出すべく

男絶ちをすることにした。

世の中のカップルを羨ましくさえ感じない。

周りにいる男達がセックスしようと誘ってくる。

私は娼婦じゃない。
本当に、

恋愛というものに

疲れ果てたのだ。

こんなの人生初めて。

愛する気持ちが足りない。

愛が足りない。

顔に肌に張りがない。

愛が足りない。

ウキウキしない。

愛が足りない。

孤独感さえ感じない。

愛が足りない。


愛が足りないって、
辛い。

涙の分だけ

強くなる。

愛が深まる。

優しくなれる。

涙の分だけ

楽しいことが
あなた目掛けてやってくる。

きれいになる。

だから涙をいっぱい

流していいんだよ。

体が重い。

間食が祟った。

どすんどすんって

おしりが揺れる

太ももが大きく音を立てながら騒ぐ。

お腹に肉の赤ちゃんができる。

待って！

あなた、でぶになったわよ。

でぶでも可愛いじゃん。