詩人:旅香 | [投票][編集] |
今やっていることは
夢につながると信じて、
生きてきた。
でも、なかなかつなからなくて
夢が逃げていく。
空虚な気持ち。
ああ、なぜ私って生きてるんだろうって。
何を信じて生きようか。
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帰る電車の中
あきらかにホッとしている自分がいた。
ここに住んでから、たった2ヶ月しか経っていないのに
不思議だねえ。
私はこうしていろんな土地に、
私の都を作って行くのだろう。
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おもむくままに
歩いた
おもしろい音楽に出会った。
お財布と相談して、
無理なのに
無理やり買った。
もう二度と出会えないような気がしたから。
心が温かくなるのを感じた。
そのボーカルに。
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今日は見えるだろうと
いつもより少し早起きして
秘密の浜辺へやってきた。
空はほんのり明るみが射してきたのに、
いつまで経っても見えない朝日。
振られた気分で、
浜辺をあとにした。
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結論は、
ごめん。
それで終わりだった。
もう、自分の力ではどうしようもなかった。
だから、言った。
うん。
そうしか、言えなかった。
辛かったけど、それで良かったんだよ。
そうするしかなかったんだよ。
結論は…
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胸の奥深くで、感じる。
彼方への慈しみ。
地球はまるい。
日本は小さい。
私の心は、地球尖っていて、日本よりでっかいぞ。
だから、彼方へ一瞬で飛んでいく。
彼方と通じ合う。
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携帯に付いた指紋を、
無心で拭き取った。
大切な時にとられる指紋と、すぐに消されてしまう指紋。
みんな違う模様をしてる。
その模様は、その人を象徴している。
自分独自の指紋。
自分の分身。
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あなたを失いそうになって、
大粒の涙の洪水がやってきたんだ。
逃げようとして、もがけばもがくほど、
その勢いは満すばかりで。
どうしようもなかったから、大粒の涙でできた池に、
ぷっかりと浮かんでいることにした。
どのくらいの間浮かんでいただろうか。
大粒の涙は、蒸発して、
それと共に、私の気持ちも嘘のように落ち着いた。
大粒の涙が私にくれた、考えるための時間。