ホーム > 詩人の部屋 > 如月蒼雪の部屋 > 百鬼夜行

如月蒼雪の部屋


[11] 百鬼夜行
詩人:如月蒼雪 [投票][得票][編集]

誰に好かれるもなく
誰に嫌われるもなく

嘘つきの
もう一人の「わたし」が
私になるでしょう

孤独を怖れて
私を
「わたし」に任せて
私はまた独りに

私が消えれば
私の為に泣いてくれますか
百鬼夜行の私を
嫌ってくれますか

2006/01/07 (Sat)

前頁] [如月蒼雪の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -