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さきネコの部屋


[109] その花
詩人:さきネコ [投票][編集]

通り雨のような 私の居場所


雪のように降りかかる ハプニング


暇を見つけては 願っていたな


無邪気に微笑む その花に




自分のことくらい 自分で守れる


折り畳み傘も かかえてた


でも その花のためなら


ずぶぬれになっても いいと思った





どうしても 見捨てられなかった



どうしても 守ってあげたかった




「やめときなよ」
風がそうささやいたとしても

2006/11/07 (Tue)

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