薬指が水色になった透き通ったガラスみたいな清らかな水みたいないくつもの光をたたえてそれは僕の想いの表れ純粋でいたかった素直になりたかった濁りのないそれは 僕の理想やがて それは親指まで順々に色づいて透き通っていったけど 小指だけ残ってた変わらずきっとそれは君と約束した指だからあの時の僕が 僕の意思でそっと絡めた指だからその約束を守れるのは守りたいと思うのはそのままの僕だから
[前頁] [さきネコの部屋] [次頁]