詩人:さきネコ | [投票][編集] |
なんでだろうね
青い鳥に憧れてた時代もあったけど
心のどっかに生まれた猜疑心が
甘く冷たい理想に綻びを作る
全部が一色に落ち着いてくれたら
こんなに悩まないのに
自分で懸命に創った壁だけど
ぶち壊したくてたまらない
放っといてよ
全身で叫んだのに
放っとけないよ
頑なな天使は引き下がらない
臆病な自分を好きになれる日は
きっと来る? 来ない? 来る 来ない
わかんない
どうすんだろうね
夜が明けない世界に迷い込んじゃって
他人事みたいになんか冷静
この温かみが嘘だと知ってるから
命が永遠に時を刻めたら
こんなに焦らないのに
常識に合わせて歩んできた道なんか
踏み外したくてたまらない
気づかないでよ
行き場も失くした声に
気づきたいよ
振り向いた天使は泣き虫だ
変わんない現実に立ち向かえる日は
きっと来る? 来ない? 来る 来ない
わかんない
目を閉じて 正面
何があるか知ってる
それでも目は開けれない
何が起こるかわかんない
いつだって現状は
不確かで理不尽
その真っ白な羽根も
いつかは穢れてくんだ
放っといてよ
全身で叫んだのに
放っとけないよ
頑なな天使は引き下がらない
諦めの悪い純粋さに付き合える日は
きっと来る? 来ない? 来る 来ない
・・・わかんない