詩人:さきネコ | [投票][得票][編集] |
空気になるのが嫌だった
自分を偽るのが嫌だった
ただそれだけだから
気にしなくていいよ
褒め言葉も笑顔も 嬉しいしありがたいけど
なんだかもったいなく思っちゃうんだ
私は偽善者じゃないよ ヒーローでもないけど
「君を守ろう」っていう正義感の塊からは遠く
ただ単に私は自己中でワガママだから
間違ってると思ったら 間違ってるって言いたいんだ
誰も知らない君に興味があったんだ
誰も知らない君を知りたくなったんだ
最初は表情のなかった君が初めて笑ったとき
私は「やった!」って思った
嬉しくなった
けど そんな綺麗な思いだけじゃないんだ
嘘はつかないよ
私は 自分の価値に迷ってしまうから
誰かの『特別』になりたかった
最初に手を差し伸べたのはそんな理由
そんな私でも愛してくれる?
頼りなくてごめんね
それでも傍にいるよ
最強の味方にはなれないと思うけど
絶対に裏切らない味方にはなるよ
だからもし 君の『特別』がこんな私でよかったら
これからも もっと一緒に笑ってたいな