冬の桜の 並木道に霧がそっと たちこめる森でもなく 異世界でもなくただ 私の通り道に大きな1つの雲が地上に降りてきたかのようにまるで不思議な カーテンのように向こうまでずっと まっしろで・・・霧がかかるといつもと違う私の知らない 町が見えた
[前頁] [さきネコの部屋] [次頁]