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さきネコの部屋


[38] 神秘の景色
詩人:さきネコ [投票][編集]

桃色に のぼる月
それをバックに 桜の花びらが
せつなく どこか冷たく けれど優しく
吹き行く風に 舞っていた

夜の 周りはすべて闇の
その中でまるで 雪のように
かすかな光を 放ちながら
この木は静かに 揺れていた

花吹雪 それは 儚くらせんを描き
月明かりは その場を照らし
私は 心を奪われた
絵に描いたような 神秘の景色に

2006/03/04 (Sat)

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