| 詩人：葉月 永依 | ［投票］［編集］ |
ありがとうのひとことで
心がパッと あかるくなる
ありがとうのひとことで
心にパッと 花が咲く
じめんさん ありがとう
重たいわたしを のっけてくれて
たいようさん ありがとう
寒がりなわたしを てらしてくれて
おかあさん ありがとう
今までのわたしを そだててくれて
かみさまさん ありがとう
今日という日を つくってくれて
みんな みんな ありがとう
ありがとうのひとことで
みんなの心に シアワセ咲いた
| 詩人：葉月 永依 | ［投票］［編集］ |
あしなみそろえて いち・に・さん
こせいをおさえて いち・に・さん
とびだすことなど ゆるしません
おくれることなど みとめません
みんながいっしょに いち・に・さん
おなじがだいじと いち・に・さん
けんかぼーりょく ゆるしません
とーこーきょひも みとめません
あしなみそろえて いち・に・さん
おもちゃのこうしん いち・に・さん
| 詩人：葉月 永依 | ［投票］［編集］ |
こんな自分を見られるのが恥ずかしい？
大丈夫
誰もあなたを見てはいない
居場所が見つからない？
大丈夫
だってどこにもないんだから探す必要なんていらないよ
嫌われてしまったかもしれない？
大丈夫
これ以上嫌いになるなんてことないから
自分がなぜ存在するのか分からない？
大丈夫
自分なんて存在していないんだから
どうしようもなく寂しい？
大丈夫
どうせみんな一人きりなんだもの
悔しくて仕方がない？
大丈夫
夢も希望も捨てちゃえば悔しさなんてなくなるよ
大丈夫
心配いらない
どうせ誰も心配なんてしてない
大丈夫
ほら
大丈夫
| 詩人：葉月 永依 | ［投票］［編集］ |
この腹の中身を全部見せれば
そうすれば 信じてくれるのか
お前と同じものが入っていれば
それならば 信じてくれるのか
そこまでしなけりゃ信じられないか
そこまで私達は 寂しい生き物か
| 詩人：葉月 永依 | ［投票］［編集］ |
とんでけ でけ でけ
とんでけ でけ
かなしみひとつ うまれたら
りょうてにいきを ふきかけて
とおいおそらの はてのはて
ちりとなるよに
とんでけ でけ
とんでけ でけ でけ
とんでけ でけ
よろこびひとつ うまれたら
りょうてにいきを ふきかけて
とおいところの あなたにも
とどくようにと
とんでけでけ
| 詩人：葉月 永依 | ［投票］［編集］ |
この空の下で
あなたはなにをしていますか？
わたしと同じように
空を見上げているのでしょうか？
このどこまでも澄んだ青空の下で
あなたはなにを感じていますか？
わたしと同じように
蒼い風に吹かれているのでしょうか？
この茜色の夕空の下で
あなたは何を謡っていますか？
わたしと同じように
静かな夕暮れを口ずさんでいるのでしょうか？
この数え切れぬほどの星空の下で
あなたは何を望んでいますか？
わたしと同じように
数え切れぬほどの願いを祈っているのでしょうか？
この空の下で
あなたはなにを想っていますか？
わたしと同じように
あなたを想っているのでしょうか？
この空の下で
わたしは
空を見上げ
この空の下で
この空の下で
| 詩人：葉月 永依 | ［投票］［編集］ |
ふわりふわりん ふわふわりん
とっても とっても いいてんき
ふわふわ
どこへ いくのかなあ
どこへ いきたいのかなあ
かぜさんは
どこへ つれてって くれるのかなあ
ほわほわ ふわふわ
どこでもいいや
だって
はるは うらうら
そらは きらきら
とっても いいきもちなんだ
それに
ぼくは
そこにいくしか ないんだから
そこしか ないんだから
だけど
それでいい
いまは ただ
かぜにふかれて
それでいい
だから ぼくは
ふわりふわり
ただ それだけで
しあわせ
ふわりふわりん ふわふわりん
ふわふわ ふわふわ
| 詩人：葉月 永依 | ［投票］［編集］ |
仲間なんて言う
けど
僕らは結局
バラバラの個体
独りぼっちで
互いに助けを求め合ってる
けど
求めるから傷ついて
また独りになって
ぽつり
涙を流す
| 詩人：葉月 永依 | ［投票］［編集］ |
気楽にいこうよ
切羽詰まったって つまんないよ
気楽にいこうよ
そんなに考えたって 答えなんて出ないよ
のんびりといこうよ
自分で作ったノルマに 自分が追われてどうすんの
のんびりといこうよ
そんなに疲れて くたびれない？
気楽にいこうよ
ほら 楽 っていう字と 楽しい っていう字は 同じでしょ
気楽にいこうよ
このままね
空でも眺めていようよ
なにもかも忘れちゃおうよ いまは
空でも眺めていようよ
ほら きれいだよ